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11回目の台湾旅行記 蕭さんとの出会い編

皆さま、お花見行かれましたか?
ワタシは播磨坂に行ってきました。
我が家のすぐ近所に小学校があるんですが、日に日に桜が開花していくのを、朝通勤途中に見上げてると嬉しくなります。
桜を愛でる文化はやはし日本人のDNAなんですかねぇ。

118.jpg


では、1月の台湾旅行記の続きです。

2日目、雨。しかもけっこうガッツリ。
なので、インドア観光へ。
恥ずかしながら11回目の台湾にして初の二二八紀念館へ。
昨年リニューアルしたようです。
恐らく馬政権になってから、展示内容が国民党寄りに変更された模様。(リニューマル前を知らないので推測ですが・・)


受付で音声ガイドを借りようとしていたら、横から「私が案内しましょうか?」と声をかけてこられたおじいさんがいらっしゃいました。


以下追記
その方は二二八紀念館でボランティアをされていて、『台湾人生』に出演されていた蕭錦文さんでした。
台湾人生は、日本が台湾を統治していた時代の台湾人へインタビューをしたものをまとめたモノです。
元々は映画です。

しかし、ワタシこの時「台湾人生」まだ観てなくて、失礼ながら蕭さんも存じ上げず。
(帰国してから「台湾人生」の本を読みました。)
ただ日本統治時代の方のお話しが聞けるなんてなかなか無い機会なので、案内をお願いすることにしました。

2時間ほどゆっくり丁寧に説明してくださって、色々貴重なお話が聞けました。

蕭錦文さんは17歳のときに志願して、日本兵となり太平洋戦争を戦い、そしてニニ八事件を実際に体験されている方です。
白色テロで弟さんを亡くされてもいます。
恥ずかしながら日本の歴史にも台湾の歴史にもいまいち疎いワタシに、蕭さんは、色々説明してくださって、とても勉強になりました。


日本統治していたアジアの中でも台湾は、同じアジアなのに親日家の方が多く「なんでこんなに日本人に優しいんだろう?」って台湾を訪れたことのある方は思ったと思います。
ワタシも初めて台湾旅行したときに衝撃にも似た感動をしたことを覚えています。

日本は台湾を50年もの間統治し、その間、台湾人に対する差別や圧力などたくさんあったはずなのに。
のん気に観光に来るワタシたち日本人に常に優しくしてくれるのは、なんでなんだろう??と思ってました。
そして震災の時にはあんなにもたくさんの支援をしてくれたのはなんでなんだろう??と。



てか、ぶっちゃっけ


台湾ってなんだろう??
国なの?本当に中国の一部なの??
中華民国ってそもそもなんなの????



そんなモヤモヤし続けていたギモンも蕭さんに会って、解決できました。



しかし、日本語世代の台湾の方々にとっては、日本人として教育され生きてきた時代があるので台湾人ですが、日本人でもあるって仰ってました。

だから、戦後日本政府が手のひらを返したように、台湾に全く見向きもしなくなってしまったことに対して、とても悲しいというか虚しさを感じてるであろうと思います。

「お金など要らない、ただ日本のために戦争を戦ってくれてありがとう。ただそれだけ日本の政府に言ってもらえれば満足だ。」

っと蕭さんは仰ってました。

しかし。それどころか、震災の義捐金へのお礼もろくすぽ言わないなんてねぇ・・。


敗戦後、サンフランシスコ条約第二条に基き、日本は台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権限及び請求権を放棄したことが承認される、という記載はありますが、中国に帰属するとはどこにも明記されていない、ということも蕭さんは説明してくれました。

つまり日本は台湾の統治を放棄するが、その権利を中国を譲る(台湾を中国に返還する)とはどこにも書いていない。
日本が統治を放棄した段階で台湾は台湾人のモノになるはずだったんじゃないかと。
台湾は台湾であって、中華人民共和国の台湾省なんかでは無いとワタシはやっぱり思いますし、イチ台湾という国に対して日本は礼儀を示すべきなんじゃないかな、と。

戦後以来、台湾と台湾人へ薄情であり続ける日本政府なのに、東北の震災では一番の援助をしてくれた台湾に対して、日本政府はやっぱり言うべきことは言わないといけませんよね。
馬総統も震災直後の特別番組に出演して日本に対しての援助を促してくれたのですから。



蕭さんに会ったとき、総統選挙&旧正月直前だったため、総統府でもボランティアもされている蕭さんは「国民党が買ったら総統府の忘年会には行かない!」っと仰ってました。

今回、馬総統が再選しましたが、前回よりは民進党と僅差だったことを考えると、中国に飲み込まれるんじゃないかという危機感が台湾人の中にあるんですかね。


やっぱり台湾は台湾人のものですよね。

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